第13回作品紹介(4)「私のおさななじみ」
2015年7月17日 (金)
りぼんっ子の皆さんこんにちは…
あまりの暑さに元気が出ない男…キノコっスよ…。
最後の気力を振り絞って…
作品紹介だぁ~!!
今回紹介するのは、大阪府・栗月なこさん(小6)の「私のおさななじみ」です。
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七彩には仲良しの幼なじみ・あいながいる。
憎めない性格のあいなが好きだけど、
彼女には言い出したらきかないところも。
ある日、彼氏から貰ったプレゼントをみて
あいなが「欲しい」と言い出し…
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デッサンが安定しているだけじゃなくて、
個性&かわいさがある魅力のある絵柄!
さらに、構図がすごく上手で、
目立たせたい絵が画面のなかで上に来ているから、
「描いた人がどこを見てほしいのか」がすごく良く伝わってきます!!
このまんが力、超小学生レベル
まんがを読んでいて、
「なんか読みにくいなぁ」と思ってやめてしまうことは、
皆も経験があるんじゃないかな??
どれだけ面白くても読んでもらえなければ伝わらない!
コマの数が抑えられていて、絵が大きく読みやすい特徴は、
なこさんの大きな武器ですね
ストーリーも上手にまとめられていたけど、
冒頭からずっとワガママなあいなのことを、
読んでいる人が好きになりづらいのが残念でした。
たとえば、恋愛まんがの場合。
「え~っ、こんな男の子やだ!」という男子が相手だったら、
主人公が頑張ったり最後に付き合えても、
あんまり嬉しくなれないですよね。
主人公が、あいなに普段いえないことを伝える話とか、
あいなを「敵」として物語を作るとしたら、
あいなが、悪ければ悪いほど面白くなるかもしれないけど、
このお話は、主人公とあいなが友情を再確認するというエンディング。
だとしたら、主人公とあいながいったん、距離を離したとき、
読んでいる子が「はやく仲直りしなきゃダメだよ!」と思えるような、
良い子としてあいなを描いて欲しかったです。
キャラクターにしてほしい役割を考えてみよう!
あと、これはまんがとは関係ないことだけど、
封筒描いてくれていた絵が、おしゃれかわいかったです
これだけの画力があるなこさん、漫画スクール+でデビューを目指してください!
投稿待ってます