皆お久しぶりっス~!!!
12月号の小学生まんが大賞 結果発表見てくれましたか!?
このブログの最後の更新…7月
ざんげします。
その間編集部にはこんなメールが来ていました…。
キノコさんにお願いがあります!
それは、ブログ更新をしてほしいことです。
あぁぁぁぁあああああごめんなさい!!
まさかこのブログに 読者がいるなんて!!
お詫びになるかはおいておいて…キノコ誓いました。
今日(11月16日)からクリスマス(12月25日)まで…
たとえ、どんなくだらない内容だとしても…
週2回更新します!!(水曜日と金曜日に)
出来るだけたくさんのマンガを紹介できるように頑張るッスよ!
さて、第14回小学生まんが大賞から一作目の紹介は、
日向ハルヒさん(小5)の、「ホラーボックス」という作品です。

【あらすじ】
主人公・みうの元に、ある日謎の黒いハコが届く。ハコには紙が貼られており、こう書かれていた。
これはなんでもほしいものをもらえるハコです。ほしい物の名前をなんでもいいので書いて入れてください。すぐにほしいものが入っています。
みうは半信半疑で試してみるが…。
確かに欲しいものはもらえるけど、「その代金として体の一部をもらっていきます」という条件があって、
みうはその注意書きを読み飛ばしたために、ひどいめにあう…というホラー作品!!

大胆に引かれた描線や、「ドクンドクン」といった心臓の擬音などが効果的で
画面全体からじとっ…とした不気味な雰囲気を感じたっス…
さらに、最初は明るいみうが、
どんどん青ざめていく様子が、ホラーマンガの雰囲気を
盛り上げていました
もったいないのは、以前「魔法みたいなことは1つだけ」にして
考えてみよう!と書いたことがあったッスけど、
このホラーボックスも、「魔法が2つある」ところ。
☆ハコに欲しいものを入れると必ず貰える
ただし、体の一部が失われる
こう考えると、1つのルールのように思えるっスよね?
でも、この説明を2回に分けてしまうと…
☆ハコに欲しいものを入れると必ず貰える
☆1つものを欲しがると体の一部が失われる
なんと、“魔法”が2つに増えてるっス!!
ホラー好きな子なら、「リング」という映画を見たことがあるかも知れないっスけど…
☆呪いのビデオを見ると、1週間後に死ぬ。
ただし、ダビングして他の人間に見せれば助かる。
このルールは、1つの流れで説明された上で、話が展開していましたよね?
ホラーボックスも、例えばルールや言葉をちょっと変えて…
☆このハコに欲しいものを書いて入れると必ず貰える。
ただし、同じ価値の要らないものが失われる。
というルールを最初に説明してみたらどうでしょうか?
はじめは、消しゴムやえんぴつがなくなるくらい…
主人公は「なんだこんなものか」って思うんだけど、
どんどん欲張りになっていくうちに、失われるものも大きくなって…
みたいな展開だったら、
まんがとしてさらに面白くなりそうな気がしませんか!?
お話作りは難しくなるけど…
「このマンガはこういうルールだよ!」というのは、最初に説明してしまうと、
ホラーのオチが引き立つことが多いっスよ!!
ホラー作品を考えるときは、
「どうやったら主人公が落とし穴に気付かないかな??」
と考えてみよう!!
5年生ながらすばらしい作品を応募してくれた日向さん、
大賞目指して次回の力作もお待ちしてるっス